IIIParaty(パラチ)

 

Paraty(パラチ)語源はTupi(トゥ)-guarani(グアラニ)語で、この地方特産の魚の名前18世紀、鉱業で急速に発展を遂げた港町だ。ミナス・ジェライス州で採掘されていた金をポルトガルに運ぶための主要港となったのだ。Paratyは当時、ブラジルで2番目に重要な港であった。

しかし、1720年頃、リオデジャネイロと、ミナス・ジェライスを険しい山地(Serra(セーハ) dos(ドス)Orgãos(オルガォンス))を越えて直接結ぶ道路ができたことにより、Paratyは経済的な重要性は低下してしまった。

それでも、19世紀には、Paraty港サンパウロ東部(Vale(ヴァレ) do()Paraíba(パライバ)という地域)からのコーヒーをポルトガルに輸出するために使われるようになり、何とか命脈を保っていた。

1888年、奴隷制が終わると、それまで奴隷の労働力に頼り切っていた産業(コーヒー農園、金鉱など)は一時急速に衰退してしまい、そのあおりを受けたParatyも寂れてしまい、ついには完全に忘れ去られてしまったのだ。人口は最盛期(16000人)の20分の1(600人)にまで減ってしまった。もはや一寒村にすぎなくなってしまったParatyは見捨てられたまま、長い長い時を送ることとなる。「黄金の道」としてかつて栄えた旧道は、幅が狭い上に整備が不十分で、車が通るのが難しかったため、陸上の道はほとんど使い物にならず、住民の移動手段はほとんどを船に頼っていた。

だが、1970年になってParatyにまた転機が訪れる。リオとSantos(サントス)(サンパウロ州の港町)を結ぶ道路が整備された。その通り道にあったParatyは晴れて「再発見」されたのだ。

ParatyIlha(イーリア) Grande(グランヂ)湾に臨む美しい町として一躍脚光を浴びることとなった。様々なタイプの釣り、ダイビングスポットが多数あるうえに、山地と海沿いの特徴を併せ持った過ごしやすい気候、多様で個性的な民芸品など、旅行者を惹きつける魅力には事欠かない。

町の旧市街(歴史景観地区)は、通りには不揃いの石が敷かれており((ペー)-()de()-()moleque(モレケ)と呼ぶ)、18、19世紀の建築様式の建物が多く保存されている。車の乗り入れは禁止されていて、徒歩で町を歩いていると、昔に戻ったような感覚が味わえる。

海に向かう通りは下向きに傾斜していて、雨水は海に流れ込むが、潮が満ちてくるなどして水量が多くなると、海水が町に流れ込み、町の一部が海に浸かっているように見える。これもParatyの名物だ。

Paratyもう一つの欠かせない名物は、なんといってもPinga(ピンガ)(ブラジルのサトウキビ酒)だ。昔はサトウキビを加工する工場や設備が200カ所もあった。今日では5カ所が昔ながらの手作りでPingaを作り続けている。

 

行き方

公共の交通機関はバスが主だ。

Rodoviária Novo RioよりViação(ビアサォン)Costa(コスタ) Verde(ヴェルヂ)社のバスに乗車。所要時間:約4時間

 

 

見どころ:

町が栄えていた18世紀の面影を強く残す建物や教会が一番の魅力だ。

 

教会・歴史的建造物

Igreja(イグレジャ)de()Santa(サンタ)Rita(ヒータ)(1722): 町でもっとも古い教会。建物内にはMuseu(ムゼウ)de()Arte(アルティ)Sacra(サクラ)de()Paraty(パラチ)Paraty宗教美術館がある。

住所Largo de Santa Rita , s/ nº - Histórico-Centro

開館時間:水~日 9:00~12:00、14:00~17:00

 

Igreja(イグレジャ) de() Nossa(ノサ) Senhora(セニョーラ) do() Rosário(ホザリオ) e() São(サォン) Benedito(ベネジト)(1722): 現存の建物は1755年に再建されたものだ。最初は奴隷たちのための教会として機能していた。

住所:Rua do Comércio / Rua Tenente Francisco Antônio - Histórico-Centro

開館時間:火~土 9:00~12:00

 

Capela(カペラ) de()Nossa(ノサ) Senhora(セニョーラ)  das(ダス) Dores(ドレス)(1800): Antônio(アントニオ) Xavier(シャヴィエル) da() Silva(シルバ) Braga(ブラガ)神父と何人かの女性信徒たちによって建てられた小さな礼拝堂があることでも知られている。女性だけが通う教会。住所Rua Fresca  Histórico-Centro

開館時間:木曜日 午前中

 

Forte(フォルテ) Defensor(デフェンソル) Perpétuo(ペルペトゥオ): Paratyの中心より徒歩で20分の所にある。1703年に建てられ、1722年に再建された。そのとき、ブラジル皇帝D(ドン)om Pedro(ペドロ) I(プリメイロ) 世を讃えて、De()fensor Perpétuo(永遠の守護者)の名が付けられた。海賊の進入を防衛する7つの要塞のうち現在も残っているのはここだけだ。当時、軍事設備や兵士の駐在所、牢屋などに使われていた建物は18世紀の住居建築の様式だ。現在、Museu(ムゼウ) de() Artes(アルテス) e Tradições(トラジソンィス) Populares(ポプラレス) de() Paraty(パラチ)Paraty大衆文化芸術博物館)となっている。

場所:Praia(プライア) do() Pontal(ポンタウ)Praia(プライア) de() Jabaquara(ジャバクアラ)の間 - Morro(モーホ) do() Forte(フォルチ)

開館時間:水~日 9:00~12:00、14:00~17:00

 

イベント:

Patatyは色鮮やかで伝統的な祭りがあることで有名だ。町の主な祭りの一つはFesta(フェスタ) do() Divino(ジヴィノ)で、聖霊降臨祭の日曜日(Domingo(ドミンゴ) de() Pentecostes(ペンテコステス):イースターの7週間後)前の9日間に開催される宗教的な祭りだ。

もうひとつ有名なのはFestival(フェスチヴァル) da() Pinga(ピンガ)だ。前述の通り、Pingaは町の特産品だが、一説によると、ここがPingaの発祥地だという。祭りは毎年8月の第3週末に行われる。

 

島巡り:

歴史地区の見どころのほかに、Paratyには300カ所のビーチと60もの小さな島々があり、町の中心の船着き場から出ている船に乗って巡るツアーを楽しむことができる。

数あるビーチのなかでも、Praia(プライア) Vermelha(ヴェルメーリャ)Praia(プライア) da() Lula(ルラ)がおすすめだ。町から船で約1時間のところにある。

また、おすすめの島々は以下のとおりだ。

 

Ilha(イーリア) do() Sapeca(サペカ)

町から約40分のところにあり、初級者ダイバーにとっての楽園といわれている。色彩豊かな魚の群れを間近にみることができる。Paratyの海を紹介するためにガイドが旅行者を好んで連れて行く島の一つだ。

 

Ilha(イーリア) do()Araújo(アラウジョ)

 この島には古くからの漁師の共同体が残っていて、独特の工芸品や、生活習慣、祭などが、保存されている。

→船でのツアーやダイビングに関する情報は、町の観光案内所や泊まっているPousada(ポウザダ)などで手に入れることができるだろう。所要時間、料金、ルートなど、様々なタイプのツアーがあるので、自分にあったものをじっくり選んだ方がよい。

 

レストラン・バー:

ビールをちょっと一杯飲んだり、魚を食べたりしながら、音楽を聴くことができるレストランやバーはたくさんある。以下は有名なところのほんの一部だ。

Café(カフェー) Paraty(パラチ)

住所:R. do Comércio 253, - Centro - Tel: 3371-0128

ホームページ:www.cafeparaty.com.br.

営業時間:金、土、日:9時~最後の客まで

音楽の生演奏あり

Margarida(マルガリダ) Café(カフェー)
住所:R. Comendador José Luis, 11 Rua. da Lapa, 256, Centro Histórico. Tel: 3371-2441

営業時間:12:00~1:00

  50席。音楽の生演奏は毎日20:30から

ホームページ:www.margaridacafe.com.br

冒険好きの人には、まだまだたくさんの楽しみ方がある。滝などを探索するエコツアー(trilhas(トリーリャス) ecológicas(エコロジカス)や昔のPinga製造所(engenhos(エンジェニオス) de() Pinga(ピンガ)を訪ねるツアー、馬に乗るツアー(Tours(トゥアス) a() cavalo(カヴァロ)、自転車のレンタルサービス(aluguel(アルゲウ) de() bicicletas(ビスィクレタス)などだ。詳しい情報は、観光案内所か、泊まっているPousadaで。

 

宿泊:

町には実にたくさんの宿泊施設があり、歴史地区に周辺に集中しているが、ほとんどがPousada(ポウザダ)と呼ばれる小規模のホテルだ。小さいとはいっても、料金は高いところから安いところまで様々だ。また、観光地なので、夏期やとくに祭の開催時などは、観光客が殺到し、すぐに予約で一杯になってしまう。こうしたオンシーズンに行くときはあらかじめ予約をしておいた方が賢明だ。なお、オンシーズンは料金が上がる。通常の2倍はみておいた方がいいだろう。

以下にあげたホテルは、比較的安くて快適なところだ。

Pousada(ポウザダ) da() Marquesa(マルケザ): 住所:Rua D. Geralda, 99 – Centro tel.: 3371-1263

ホームページ:www.pousadamarquesa.com.br

Estalagem(エスタラジェン) Mercado(メルカド) de() Pouso(ポウゾ):住所:Largo de() Sta. Rita s/nº Centro te.: 3371 -1114

ホームページ:www.mercadodepouso.com.br/

Pousada(ポウザダ) Marendaz(マレンダス): 住所:Rua Dr. De()rly Ellena, 9 – Patitiba tel.: 3371-1369

ホームページ:www.paraty.com.br/marendaz/index.asp

 

サービス機関:

Posto(ポスト) de() Informação(インフォルマサォン) Turística(トゥリスチカ)(観光案内所)

Av. Roberto Silveira, 1 – Centro

Tel.: 3371-1222

ホームページ:www.paraty.com.br

Correios(コヘイオス)郵便局

住所:Rua José Milton de Oliveira, s/nº - Centro 

Margarida(マルガリダ) Café(カフェー) - Internet Caféインターネットカフェ

住所:Rua da Lapa, 253 - Centro Histórico 

ホームページ:www.margaridacafe.com.br

Posto(ポスト) Telefônico(テレフォニコ)テレフォンカフェ

住所:Rodoviária de Paraty – Centro 

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